





子どもの頃から絵を描いてきたATSUKIくん。この春(2024年)高校生になりました。その傍らには、いつも楽しそうなお母さん。ATSUKIくんの活動はお母さんにとって親子の遊びに近い感覚だそうで、「障害を持つお子さんの親」なんて気負いはあまり感じられません。
ATSUKIくんは3歳の時からタブレットで絵を描くようになり、小学4年生の時に絵を展示してみないかと誘いを受けるように。お母さんははじめは未知のことで断ったそうですが、その後も誘いは続き、周りからあれこれ教えてもらいながらアート活動を始めました。その後も親子二人三脚で歩んでいます。
お母さん曰く、アートはATSUKIくんにとって人生の延長線上だと言います。アートのために絵を描いているのではなく、生活の中のものを絵として表現しているそうです。人によっては思いや感覚を文字や言葉で表現するかもしれませんが、絵はATSUKIくんの大切なアウトプットの手法のひとつ。そのため、日によってできるものが違うのもおもしろいところ。
最近は絵を描くだけではなく、粘土を使って絵を描くことも。アートで企業とコラボするなど、ATSUKIくんの絵をきっかけに親子ともに人とのつながりを広げています。
text : haruka sugawara
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